こんにちは、よーぶんです。
よーぶん氏が使っているカメラはSONY α7iiiです。
(SONY HPより)
このカメラはEマウントと呼ばれるレンズマウントです。
今回はこのEマウントについて解説したいと思います。
今やフルサイズミラーレスでは大きなシェアを持つに至った、
ミラーレス専用レンズマウント、SONY Eマウント。
まずはその基本仕様を見てみましょう。
1. マウント径: 46mm
2. フランジバック: 18mm
3. 対応センサーサイズ: 35mmフルサイズ/APS-C
4: 制御方式: 完全電子制御
お判りいただけるようにフランジバックが18mmしかありません。
従来のミラーボックスを採用するレフ機用でないことがわかりますね。
このことは広角レンズの設計に大変有利だそうです。
よーぶん氏も純正超広角ズームレンズを所有していますが、
これがまたとっても軽いのに良い写りするレンズです。
一方でマウント径は46mmしかありません。
光学的常識からするならばマウント径は大きい方が、
レンズ設計に余裕がある、即ち自由度が大きいとされており、
その光学系の余裕が画質に影響するとも言われています。
しかし近年レンズ収差を電子補正する事は一般的になっているので、
よーぶん氏のような初心者にマウント径の大小は、
さして気にするほどの大きな問題ではないのかもしれません。
やっぱりよーぶん氏はシステム全体でコンパクトな方がいいですね。
さてEマウントは当初APS-Cカメラから採用されました。
後になってフルサイズが登場しています。
そのためAPS-CサイズのセンサーのEマウントカメラにおいても、
Eマウントのフルサイズ用のレンズが使えます。
この場合焦点距離はフルサイズ時の1.5倍となります。
逆にEマウントのフルサイズのカメラに対して、
EマウントのAPS用レンズも使用可能です。
ただ今度はフルサイズセンサーのAPSセンサーサイズ相当部分しか、
光を届けることが出来ないので、いわゆるクロップされることになります。
いずれにしても仮にAPSカメラでカメラを始めたとしても、
Eマウントならば将来的にEマウントのフルサイズ機を購入しても、
それまで使っていたEマウントのAPS用レンズはムダになりません。
これは結構重要なポイントかもしれませんね。
そしてこのEマウントは規格が公開されています。
以前はEマウントはレンズが少ないと酷評されていましたが、
この規格公開は多くのサードパーティーレンズメーカーによる、
Eマウントレンズ開発を促進することになり、
今ではSONY純正レンズ以外にも多くのレンズが選べるようになっています。
中には純正レンズを凌駕するような高性能レンズもありますよ。
ユーザーのニーズに合ったレンズを選べるのも、
Eマウントの良いところだとよーぶん氏は思います。
そのレンズに関してSONY純正レンズについてですが、
現在Eマウントのレンズには4つの系統が存在します。
まずSONY最高峰の技術を注いだレンズ群、”G Master”レンズ。
ドイツの名門ツァイスとの技術提携で製品化されたレンズ群、”Zeiss”レンズ。
旧ミノルタ時代から培われた光学技術で設計されたレンズ群、”G”レンズ。
最後にリーズナブルなレンズ群、よーぶん氏はこれを”無印”レンズと呼んでいます。
それぞれに魅力的なレンズがあって、レンズ交換式カメラならではの、
レンズを交換して写真を楽しむという醍醐味を味わえます。
これにサードパーティーのレンズを含めると、
それこそ表現の幅は無限大といった感じですね。
CanonとNikonの2大巨頭もフルサイズミラーレスにおいて、
本格的な巻き返しの兆候を見せています。
SONYもカメラだけでなく魅力的なレンズを発表してもらって、
スマホに押されて閉塞感あるデジカメ市場を活性化してほしいものです。
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