こんにちは、よーぶんです。
前回はこの企画で海を御紹介しましたが、
いやいや海より山だろという声にお応えして(?)、
今回は山でのフォトジェニックな場所を御紹介(笑)
御紹介したいのは群馬県の山深い神秘の湖、奥四万湖。
場所はこちら、まさに国道の果ての山奥にあります(笑)
まぁダムによって出来た人造湖ではあるんですが、
なにがフォトジェニックかっていうと、その湖水の色。
その透き通ったコバルトブルーは”四万ブルー”とも呼ばれる美しさ。
まずは論より証拠(笑)
では御覧戴きましょう、これが”四万ブルー”だ!!
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この澄んだコバルトブルーが夏の眩しい日差し浴びて、
ますます美しく発色しています。
そして周囲の山々の緑、本当に美しい。
そこに夏の青空まで構図に入れて撮影すると、こうなります。
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まさに夏の山、素晴らしい景色です。
この湖水と空の青さに心が洗われていきそうです。
ちなみに湖水は強酸性でお魚さんは住めないそうです。
含まれる鉱物による呈色現象によりこんなコバルトブルーの湖水なんだとか。
このすぐ下流はジブリ映画”千と千尋の神隠し”に出てくる、
湯屋のモチーフのひとつとなったとされる古い旅館があり、
あの(?)上毛かるたに”世のチリ洗う”と詠われる四万温泉があるわけですから、
このあたりの湧水は鉱物が豊富に含まれてるのも頷けます。
それから奥四万湖の湖水が最も美しいコバルトブルーになるのは、
冬から雪解け水が流れ込む5月くらいまでだそうです。
またこの奥四万湖がある四万川の水量はとっても豊富で、
四万温泉の温泉街から奥四万湖への途中にはこんな滝があります。
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“大泉の滝”と呼ばれる滝なんだそうですが、
道路から獣道のような道を下った森の中にあります。
周囲はまさに雑木林、そこに落差はさほどないものの、
たっぷりとした水量で流れ落ちていく滝。
とんでもなく涼しく、そしてマイナスイオンたっぷりの空間です。
ここも見てもらえばわかりますが、
流れる水の色は奥四万湖と同じコバルトブルーです。
さてこの奥四万湖へのアクセスなんですが、
クルマの場合はひたすら国道353号を終点近くまで行けばいいですが、
公共交通機関だと結構大変(笑)
最寄りの駅は吾妻線中之条駅となりますが、
ここから路線バス四万温泉行で約40分、終点からさらに歩きます。
徒歩40分くらいでしょうか、タクシーだと10分足らずです。
東京駅から四万温泉行の高速バスも出ていますが、
これも終点からのアクセスは同様。
美しい景色見るには苦労も必要なのです(汗)
しかし奥四万湖の下流には名湯四万温泉の温泉街があります。
コバルトブルーの湖水に癒された後は、
名湯の湯でのんびりとこの世の垢も落としてしまいましょう。
決してアクセスが良い場所ではありませんが、
都内からの日帰りも決して不可能ではありません。
涼とフォトジェニックを求めて山へ。
そんな旅もいいものだと思いませんか?
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