PanasonicがLUMIX S5発表! よーぶん氏はどう見る?

こんにちは、よーぶんです。

昨日Panasonicがかねてからウワサとなっていた、
新しいLマウントフルサイズカメラが発表されました。
それがこちらのLUMIX DC-S5です。

(Panasonic HPより)

これまでのラインナップから、
どちらかというと動画メインかと思われていたLUMIX Sシリーズでしたが、
このDC-S5はよーぶん氏からみるとスチル派の方にも、
かなり訴求力のあるカメラだなぁという印象です。

1. LUMIX S5とは?
まずはこちらの動画を御覧下さい。

(Panasonic HPより)

特長としてはこんな感じでしょうか。
1. 約2400万画素CMOSセンサーの採用
2. LUMIX独自の画像処理エンジン”ヴィーナスエンジン”の採用
3. 2系統のISO感度を設定に応じて自動的に切り替える”デュアルネイティブISOテクノロジー”を搭載
4. より精度が向上したリアルタイム認識AF、新たに”頭部認識”を追加
5. ボディ側に5.0段分の強力手振れ補正機能を搭載
6. レンズ側手振れ補正と連動し6.5段分の補正効果を実現
7. 5.5段の補正効果を持つ光学式手振れ補正機構の採用
8. APSクロップで4K60p/フルサイズで4K30pの10bit記録が可能
9. 184万ドットのフリーアングルモニター/236万ドットのOLEDファインダー採用
10. 質量714gと大幅な軽量化を実現

Panasonic LUMIXはもともとマイクロフォーサーズセンサーを採用した、
小型コンパクトなカメラとして人気を博してきたカメラです。
しかしながら2018年9月にLUMIX Sシリーズとして、
35mmフルサイズセンサーモデルを発表しました。
これまでに3モデルが発売されていて、
いずれも動画に強いカメラという印象です。

LUMIXのフルサイズが発表されたとき、
よーぶん氏はかなり驚いたと同時に率直に大きいなぁと思いましたが、
動画性能を考えると熱対策等もあって仕方ないのかなぁとも思いました。
動画は撮らないよーぶん氏には無縁なカメラだなと思ってましたが、
今回のこのS5、なかなか魅力的に映りました。
あくまでもよーぶん氏の個人的な印象ですが、
このS5はスチルにおいても動画においてもそこそこ性能を求める層に向けた、
フルサイズLUMIXにおける、いわゆる”スタンダード”モデルだなと。
簡単に言えばSONY α7iiiの立ち位置を目指したモデルだろうと思うのです。
重さも714g程度とこれまでのフルサイズLUMIXからすると、
大幅にコンパクトになっている一方、尖がった動画性能にはせずに、
10bitには時間制限(8bitは無制限)があるものの4K60p撮影が可能。
動画性能を無理しなかった分、軽量化を実現して、
スチルの基本性能をしっかり押さえる。
間違いなく多くの層に受け入れられるスペックだろうと想像します。

また動画外部出力なんかにおいては、
将来的な発展性を考慮した拡張機能も押さえられていますし、
撮影者支援機能も豊富だなぁと感心しました。
この先の1-2年はスタンダード機のベンチマークは、
このS5の性能あたりが基準になるのではないでしょうか。
国内販売価格も25万円程度が予想されているようで、
これもスタンダードモデルには相応の線かなとも思います。

2. まとめ
フルサイズLUMIXは動画メインのユーザー向けと考えていましたが、
決してPanasonicはそれだけだとは考えていないようです。
PanasonicはLマウントにどこまで本気なんだろうと、
ちょっと懐疑的な一面も持っていたよーぶん氏でしたが今回確信しました。
Panasonic、フルサイズでシェア取りに来るつもりです、
静かに、そしてしたたかに。
CanonとNikonはSONYだけ意識してると痛い目見ますよ。
Panasonic、ドイツの名門ライカを味方につけてるこいつは、
思っている以上に強力なダークホースかもしれません。

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